
段ボールは紙で出来ているため、どうしてもホコリの元凶となります。
そのホコリは普通に暮らしている分では小さいためほとんど気にならないものではありません。
しかし、クリーンルーム内ではその小さなホコリも厳禁です。
最近では医薬品や化粧品、精密機器の製造でクリーンルーム内での作業が必須となっています。
そこでは紙製の段ボールが使えないため、その代替品としてプラダンが活用されています。
プラダンは構造上同じ段ボールですが素材がポリプロピレン樹脂であるため、全くホコリを出すことがありません。
しかも表面に凹凸がないため、クリーンルーム内に入るときホコリを除去しやすいメリットもあります。
そのため、クリーンルームでは非常に使い勝手がいいのです。