
サービス業では接客が売上を左右する大きなウェートを持っていて、現在のようにインターネットの普及で個人の発信した意見が拡散しやすい状況では、店員の質の低下による悪い評判は致命的な被害を生じることが少なくありません。
そのため店員に対する教育は徹底的に行われていますが、本人の性格や考え方で周知徹底ができないという背景があります。
このような理由から店舗側では教育を継続して行いますが、店舗側の目が無いところでの接客態度については把握が難しいため、覆面調査員により極秘で調べる店舗が増加傾向にあります。
覆面調査員は一般客になって来店し、自分に対する対応から店員がどのような接客を行うのか店舗側に報告するという業務を行っています。
この仕事は本業を持っていても空いた時間を活用して収入が得られるため、副業での人気が高くなっています。
この仕事を行う場合には調査会社に登録するのが一般的であり、そこから調査会社が受けた仕事の情報を登録者に提供し、クライアントから依頼された性別や年齢などの条件が適合した人に発注するという仕組みで実施されます。
調査員については必要に応じて募集されますが、現在はインターネットで検索すれば多くの場合で募集広告を入手できるでしょう。
そこで基本的な個人情報を入力すれば、ほとんどのケースで登録が完了して業務を行うことが可能になります。
ただし、この仕事についてはクライアントの要望に適した人材が選ばれることになり、過去の実績などから業務が制限されるケースもあるため、実際に行う場合は状況について調査会社に問い合わせるといいでしょう。